2002/9/16

今、何に投資したらいいのか?
 
 
 
 「今、何に投資すればいいの?」
 この質問は投資関係の仕事をしてると、ほんと耳にタコができるくらいよく聞きます。
 そして、この類の質問が出るときは決まって景気が悪くなり、銀行の預金金利が低くなっている時ですよね。証券マンなら「株は大底です!今が絶好の買い場ですから買いましょう!!」と言うのでしょうけど、金利が安いのは、景気が悪いからですから、そのときには株も安くなってるということから考えると、あながち証券マンの勧めも的はずれとは言えないでしょうね(笑)。
 つい最近、新聞に載っていたんですけど、今は株とかも良くないし、預金も低金利でアホらしいということで、住宅ローンの返済にボーナスとかを当てている人が増えているみたいで、昔の「ローンは少しずつ返済、他の余ったお金は貯蓄に」っていう形は崩れだしているとのこと。
 でも、それも正しいですよね。ようは今の時代に合った自分のやり方を選択しているわけですから、ローン返済をまず片づけるというのも一つの方法だと思います。
 
 今、「お金は増やしたいけど、株は怖い、債券はわからない」ってそんな人って多いんでしょうね。でも本来、経済学的な話をすると、そういうときこそ、貯めてたお金で好きな物を買って、旅行にでもどんどん使えばいいんですけどね(笑)。景気が低迷し物価も落ち着いているときは、お金の価値が相対的に上昇しているわけですから、少ないお金で多くのモノやサービスを購入できるわけです。そして、みんなでお金を使えば景気も良くなり金利も上がり、そこでまた新しい投資環境が生まれてくる。逆にそういった金利や物価の低い場面でお金を使えないと、どこでお金を使ったらいいのかわからなくなっちゃいますよね(笑)。だから、僕が言ったことも一応は理にかなってるというわけです。
 
 ただ、投資を仕事として持ってしまうと、「何が良いと思いますか?」と聞かれたときに、投資なんてやめてどんどん消費しましょう、とも言えないわけなんですけど、正直こればっかりは「リスクもなくてリターンがある」という投資商品なんてない以上、簡単に答えられないのも事実なんですよね(笑)。
 
 ところで、少し前にゲストブックで中国株の話がありましたが、スミセイグローバル投信で「中国株利回りファンド」という商品ができたんです。これは上海、深せん、香港といった中国の代表的な株式市場が西側諸国との経済的関わりを深め、急速に発展していることが背景にあるのでしょうが、その名の通り、中国株の高配当利回りに着目したファンドです。販売資料では世界の主要株価指数と中国市場の配当利回りを比較していますが、中国の成長というのはこれからさらに期待が高まるでしょうから、そういった意味では成長を見守る意味でも面白そうなファンドかもしれないと思っています。
 
 投資にはやはりいくつか投資する人の性格なりポリシーみたいなものがあって、一切リスクを取りたくない人、あるいはリスクを取ってもハイリターンに挑戦したい人、本当に様々です。ですから、これから投資とかをはじめようって考えている人は、まず自分はどういうパターンの人間なんだろうということを理解してから商品選びをすると、比較的投資というモノにうまくとけ込めるようになるのかもしれませんね。

 

 

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